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気圧の変化で起る頭痛、歯痛や体調不良 [健康]

低気圧が近づいたり飛行機に乗ったり

気圧に変化があると身体の不調を感じる人が居ます。

人間の大半は、1気圧以下の
海抜0メートル~100メートルほどの
気圧の安定した環境に暮らしているので

気圧が低いと体内が膨張し血圧も下がり
気圧が高いと体内が圧縮され血圧も上がるので

なんらかの変化や痛みを伴ってもおかしくないですよね。

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痛みの原因は

頭痛は血圧の変化に伴うものが多く

耳痛、歯痛、目の奥の痛みは体内の空洞

中耳炎、副鼻腔炎、蓄膿症、歯根の嚢胞

関節、脊椎の痛みは気泡

腹痛はガスが原因の場合があります。



気圧が低いと

酸素濃度が低くなり
体内のガスや空気が膨らむため痛みを感じ
血管は拡張し血圧が低下します。

そのため
息苦しくなったり、めまいがしたり
頭痛や歯痛、腹痛や昔の怪我の場所に
痛みを感じたりといった症状が出ます。


天気での気圧の変化などは

大したことは無く体調に影響は無いという見解も
あるのですが、ふだん自分が慣れている
気圧からの変化を感じる人が居たり
実際に痛みを感じている人がいる事は確かです。


地上の気圧は

高度0メートルで1013hpa(ヘクトパスカル)=1気圧
とされていて
10メートル上昇に付き1hpa 気圧が低くなります。


ですから登山などで

海抜2500メートル以上に高度が上がった場合は
低酸素、低気圧からの頭痛、吐き気、めまいなどの
症状を起こす高山病があり


ダイビングなどで

海中に潜った場合は水圧+気圧となり
10メートル潜ると2気圧となり、身体が圧縮され

浮上時は地上の倍も膨張した状態になり肺の破裂にも繋がり
急浮上により体内に溶け込んでいた空気内の窒素が気泡となり

脊椎、関節に気泡ができ障害となる
減圧症と言われる危険な状態が起こります。


飛行機では

与圧装置で気圧の調整が適度にされていますが
0.7~0.8気圧で高山病を発症する寸前の状態です。

ですから持ち込んだペットボトルが膨張したり
スナック菓子が破れたりすることがあります。
酸素濃度も地上の70%~80%に低下しています。


最新機種のボーイング787は

カーボン素材に依る
更なる丈夫さ軽量化により気圧を上げることが可能になり

湿度も保つことができるため、快適になっていますが
まだまだ、気圧を上げられない素材の機種が多いです。


私は、飛行機に乗る機会が多いので
一時期、耳痛と目の奥の痛みと歯痛に
悩まされ歯科へ行ってみました。

飛行機に乗るたびに痛くなると言ったら

気圧の変化に依る痛みの原因になる
空洞が在るのではないかという説明をされ
レントゲンで上あごの嚢胞種を発見して
手術して快適になりました。


耳と目の奥の痛みは、

耳抜きが出来ていないための圧迫のようなので
耳抜きの練習をしたり、あくび、ドリンクやあめで
飲み込む動作を意識して増やすことで改善しました。


前回の沖縄旅行では

甥が高度が上がったころから歯痛になり、

到着後、痛みが増してきて
歯科へ行きましたが歯科的原因が無く
耳鼻科へ行き、蓄膿症と分かりました。

気圧の変化で嚢胞が膨らみ、痛みが出たようです。

抗生物質で菌を抑えロキソニンに依る消炎作用で
翌日からは治まってきました。


このように気圧の変化は
実際に身体に変化を及ぼし症状を引き起こします。

少しでも不快を軽減するためには
耳鼻科、歯科の検診と空洞や嚢胞の処置も大切ですね。




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