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ポジティブシンキングが招く心の病 [メンタル・潜在意識]

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先日、心理学の記事で
人が抱える問題の中で、前向きに考え
その中で出来る事をやる。という
ポジティブシンキングを推奨した記事を読んで

私は違和感でいっぱいになった。

私が
精神的な苦痛から解放されない人を見てきて

やはり、暴露療法で
現実と自分の本心を見つめ、向き合った人が
劇的に回復しているし

そもそもポジティブシンキングで
無理してる人のほうが病んでる;

精神を病むに至った現実をなおざりにして
蓋をして、出来る限り目を反らして、
忘れるように心がけ、
前向きな思考へと向けさせると

一時的に良くなったように見えて
何度もぶり返すだけなんです。

人は、特に日本の人は
喜怒哀楽の表現すら控え目で
いつも感情を閉じ込める癖が付いているので

気付かないうちに、うっぷんも溜まりやすいし
発散もしにくいんですよね。

例えば
戦争の語りべの人が地獄絵図の事実を
語れるようになっているのは
現実と向き合っているからなんです。

心に負った傷をしっかりと思い出して
自分に起きた現実だったと受け入れ
悲しければいっぱい泣いて
怒りたければ怒って、感情も出し切ること
でしか、心の傷の解放には至らないです。

こういう考え方をしようとか
こう考えるのが一般的だとか
いつまでもクヨクヨしていてはいけないとか

そんな外的なことよりも
傷を負った内面を癒す事の方が大切です。

折角、
自分を押し殺して考えをすり替えてきた時代から
自分らしさを出して生きれる時代になりつつある中で

専門家が、
ポジティブの上書き治療を推奨するようになったら
病む人はもっと増えちゃう;

だから、ちゃんと、いつでも
正直な感情でいることが一番良いです♪



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