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猫の糖尿病の治療が難しくなった理由と効果的な治療 [猫の糖尿病]

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猫のインスリンは牛の構造と似ているので
牛由来のインスリン製剤を使う事で
安定した作用がありインスリン離脱を
目指す治療ができていたのですが

2004年の狂牛病の発生で製造、販売中止になりました。

なので、
糖尿病の治療が難しくなり獣医さんは

代用できるヒト由来インスリンを研究し
インスリン注射に依って
正常値を再現し合併症を防ぎ離脱を目指す医者と

合うインスリンが無いから治らない病気としてしまっていて
合併症は仕方ないと考え延命治療にインスリンを使う医者と

方向性が分れてきています。

訴訟も多いので
治療に消極的なお医者さんも増えているので
飼い主も心細い思いをします。


病院選びの見極めとしては

膵臓を休ませてインスリンが復活するのを
目的としているお医者さんが一番良いですが
なかなかいません。

なので、せめて合併症を放置しないところに
掛かった方が良いです。


最近の犬猫のインスリン事情が書かれています。
http://www.ne.jp/asahi/takeuchi-vet/bamboo/page132.html

この先生の研究のとおり
ノボリンNやヒューマリンNは
ヒト由来では猫に優しいインスリンだと思います。

長時間作用型のランタスも
猫のインスリン離脱例は多いそうですが

長時間作用型は低血糖に陥った時に
長時間血糖値が上がって来ないので危険です。


理想的な
アメリカの80%の猫のインスリン離脱させた治療
http://www.yourdiabeticcat.com/
googleブラウザか検索窓で翻訳サイトになります。

フードはウェットのみでドライ・食物繊維を避ける。
高タンパク、低炭水化物(5%まで)を徹底する。

使うインスリンはPZIと言って、
日本ではもう入手できないですが
豚、牛由来のインスリンに魚のタンパク質と塩化亜鉛を加え
穏やかな作用と長時間持続を可能にしたインスリンで
猫に一番適しています。

この代替えとして日本で研究している獣医さんの間では
ノボリンNやヒューマリンNが有力になっています。

インスリンのピークの後
ソモギー効果と言ってリバウンドが起こり
血糖値が跳ね上がるのですが

リバウンド前にインスリン注射をして
血糖値を抑え続けることで
血糖値が低い事が正常であると体が覚える。
という考えの治療法です。


低炭水化物のウェットフードで早期インスリン離脱した例。



うちの猫ちゃんの主治医は、
自らの愛猫ちゃんを低血糖で亡くしたばかりだったこともあって
糖尿は亡くなると何度も言いました。

でもこの動画を見つけて
90%の確率で離脱できると言う言葉で
私は、糖尿病は治ると考えるようになり
アメリカの治療法を探しました。

そして高タンパク低炭水化物のウェットフード
アグレッシヴなインスリン注射で
合併症の末期から
うちも踵を上げるようになりました。
インスリンはヒューマリンNです。

低血糖を恐れると合併症リスクがあり
合併症を恐れると低血糖リスクがありますが

処方されているインスリンの特性と
猫ちゃんのインスリン曲線を理解しておけば

ご飯、お水と尿の量でも
血糖値の状態が分かるようになってきます。

離脱する日が来るかも知れないと
希望を持っていることが一番です^^♪

生きて欲しい気持ちは猫ちゃんにも伝わります^^




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コメント 2

楽しく生きよう

難しいですね。
人間と違って猫に対する事例は少ないでしょうし、研究している人も少ないでしょうから。
by 楽しく生きよう (2014-11-20 18:24) 

mariruhappy

楽しく生きようさん^^こんにちは♪
そうですね。日本では有効なインスリンが使えないのは猫も獣医さんも飼い主も辛いですよね。
by mariruhappy (2014-11-22 16:49) 

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